細屋勘左衛門と回文うちわ〜ご譜代町荒町物語〜

「回文うちわ」って、知っていますか?

むかしむかし 仙台のご譜代町のひとつ荒町に細屋勘左衛門(仙代庵)という麹屋の主人がおりました。
勘左衛門は回文師として、江戸にも知られておりました。お酒と回文が大好きで、絵と回文を描いた「回文団扇」は人気を集め、町民を楽しませてました。
そんな細屋勘左衛門が残した文化を継承するために地域の方々と一緒に紙芝居を作りました。

仙台市若林区荒町商店街では、幕末の荒町で実際に売られていた
お土産品「回文うちわ」を復活させて、2年前から販売しています。

そして2020年、子どもたちに回文うちわの歴史を分かりやすく伝えるため
回文の名手「細屋勘左衛門」に関する歴史紙芝居を作成しました!

細屋勘左衛門の151年目の命日に、荒町小学校で紙芝居の読み聞かせを行いました。
そのときの様子を動画にまとめ、動画投稿サイトYouTubeにて発信しています!

紙芝居作成の経緯や裏側も動画にしています。
動画から溢れ出る、荒町の歴史や人々の温かい心に触れてみてください。

そして、実際に作成された紙芝居の読み聞かせ動画もあります!
読み手は、荒町児童館のさきこさんです。ご家族みんなでご覧ください!

お土産品「回文うちわ」は、荒町商店街の店舗にて販売中です。
ぜひ、荒町商店街に足を運んでみてくださいね!